香典返しの「志」はどんな意味?

先日、知り合いの方の身内に不幸があり、お通夜に参列させていただきました。
香典のお返しにといただいた香典返しの熨斗には「志」の文字がありました。
そもそも「志」ってなんでしょうか?

「志」はご遺族の感謝の気持ち? 
お通夜やお葬式には香典としてお金を持参します。いわゆる香典返しです。
その香典返しの熨斗に書いてある「志」は、仏式の場合だそうです。
「志」には「気持ち」という意味があるので、参列に対するご遺族からの気持ちばかりのお返しという気持ちでしょうか。
他にも仏式の場合、「満中陰志」と書く場合もあります。
何度かお通夜やお葬式に参列している筆者ですが、「満中陰志」は今のところ一度も見たことがありません。
(関西で一般的な表現のようです)
ちなみに神式では「偲び草」と書くのが一般的だと言います。

水引は黒白の結び切りを
のし紙の水引は、もちろん黒と白のものです。
形は「不幸が繰り返さないように」と、結び切りを使います。
水引を中心に、上に「志」を、下に苗字、または◯◯家など書かれていることが多いようです。